香古箱

いろんな箱に「楽しい」を詰め込みながら、ゆるゆるとお仕立てお直ししています。
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染・織・技

和裁の先生から案内ハガキをいただいて
ちょっくら都心に出てきました。

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表参道のギャラリーコンセプト21で行われている
『染・織・技 江原音子展』です。

会期: 6月10日(金)~6月15日(水)
時間: 11:00a.m.~6:00p.m.
(最終日は2:00p.m.まで)


E原先生は、式根島のご出身で
島の女性が昔から行っていた、蚕を飼い、糸を紡いで
「クチナシ」や「セーマ」で糸を染めて家族の着物を
織っていた手作業の技を伝承して行こうと思い
こうした【自然染】を始められたんだそう。

材料は身近にある草木・実・根・野菜・海藻etc
なんと先生は媒染を使わないんですって!
時間は掛かるけれど、身体にも自然にも優しくて
“ 手袋なんて使わなくていいのよ ” とおっしゃってました。
一に根気、二に根気、三に自然と人々への感謝の心…だそうです。

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ブルーベリー   ?、くさの木の実、朝顔の花  赤カブと紫芋、クチナシ

紫芋や赤かぶやブルーベリーなどで染められた打掛。
古着屋さんが用意してくれた物を解いて染めて
柄合わせしてお仕立てまでお一人でやっちゃいます。
左側のは刺繍が化学繊維の糸で刺されているので染まらなかったそう。
それがまたステキな柄として浮き出てますよね

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いろんな材料で染めた帯揚げ、ここにあるだけで225色!
クチナシの隣りにクチナシ(牛乳入り)というのがあって
お伺いしたら“ 主人が残した牛乳を入れてみたの ” って
お茶目に笑った先生が可愛かったです♪
紫芋などは皮と中身を分けて、中身を茹でたら取り出して
その後布を入れて皮を重し代わりに入れるんだそう。
“ 茹でた中身はお砂糖と片栗粉を混ぜてお饅頭にするの。
 美味しいわよ♪ ”
だそうです

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風通織りや真田紐などお若い頃から織ってらしたそう。
ブルーベリーで染めたスカーフをいただきました。
いろんな色があって迷ったんですが
“ 庭のブルーベリーはもう伐っちゃうのでこれで最後 ”
なのだそうで、それならとブルーベリーのにしました。

     :

やっぱり、こういう時は着物でね。
(正絹にすれば良かったかなあ…と後で思ったw)

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Hさんの千筋単衣小紋(丞師匠とおソロ♪)
義祖母のミッドナイトブルーの紗名古屋
青のボカシの絽の帯揚げ
鳥の子色の三分紐
緑のガラスの帯留め
ビーズの帯飾り

虫干しにこちら↓の日傘を差しました。

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最近は晴雨兼用の折りたたみ傘が便利でそればっかり(笑)
だって、こちら一応UV加工はされてあるんですが
日差しが布目を通ってきて結構暑いんですよ(笑)

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【 2016/06/13 (Mon) 】 着物みだれ箱 | TB(-) | CM(8)
あらぁ 私が行ったとこのお近くだったんだ・・・

カラーパレットのような帯揚、素敵♪
木曜日だったから まだ始まってなかったけどねw(笑)

「手仕事」万歳!
【 2016/06/13 】 編集
じゅんちゃんさま
この時期、展示会やら個展やらあちこちで開催されてますね。
この日、キモノロックも最終日でしたのん。
着てる着物がロックと違ったので行くの止めちゃったけど(笑)

> 「手仕事」万歳!

この先生、80代と思われるのですが柔軟な思考で且つ最後までやり通す方。
ご主人に文句言わせない為にやる事やってから染めに入るんだそう i-236

【 2016/06/13 】 編集
無媒染だからこその美しい色なのでしょうか。
染めは体力いります。
根気と柔軟さがあるからこそ続けられるのでしょうね。

>着てる着物が違ったので行くのやめちゃった

あるある~笑
【 2016/06/13 】 編集
しいらさま
無媒染って時間が掛かりますもんね。
先生は普通の主婦でもあるので、家事以外は染めをしたいので
弟子を取ったり生徒に教えたりはしないんですって。。。
技術がそこで途絶えてしまうのも勿体ない気がしますが… i-229
【 2016/06/14 】 編集
こんにちは。わぁ会期明日までなんですね…残念。
媒染なしで、自然の色のままで、これだけ発色が良いのですね。
帯揚げなんてとーっても使いやすそう。
次の機会があれば、実物を拝見したいなあと思いました。
【 2016/06/14 】 編集
神奈川絵美さま
無媒染だと時間が掛かるので
ホントに根気がいるお仕事ですね。
でもその分、身体にも布にも自然にも優しいんだそう。
周りにあるいろんな物が染料になるってビックリでした。
【 2016/06/15 】 編集
香子さま
わ〜、自然の色ってキレイ! 化学繊維で染まらなかったという打ち掛けの柄もかえって素敵です。時間をかけて染める・・・その根気には頭がさがりますねぇ。パステルカラーの帯揚げ、見るだけでこちらの気持ちまで優しくなります。
【 2016/06/15 】 編集
朋百香さま
そうなんですよ〜、自然からいただいた色って
優しくて柔らかくてどこか深いですよね。
ましてや媒染剤を使わないホントに自然の物だけですし。
周りにあるもの何でも染料にしちゃう先生に脱帽です i-179
【 2016/06/16 】 編集
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