香古箱

いろんな箱に「楽しい」を詰め込みながら、ゆるゆるとお仕立てお直ししています。
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H27,1月の本

はやいな〜、もう1月も終わってしまいました

こんな調子で一年もあっという間に過ぎて、また師走がきて、
「今年も1人で大掃除!ムキ〜ッ!!」ってなるんでしょうか。。。

くわばら×2


『完訳日本の古典 徒然草・方丈記』 by 小学館
 昨年から読んでて、しっかり年またぎしてしまいました(笑)
 「方丈記」は以前も別の本を読んでいたし短いのですが、
 「徒然草」が長くって…でもウイットも効いてて面白かったです。
 なんとこの時代にカツオを食べるようになったみたいですよ。

 「枕草子」は感覚が研ぎすまされたようなエッセイですが、
 こちらは洒落っ気があって現代にも通じる「あるある」もあり…。
 そうそう、おもしろい段がありました。

 “人の名も、目なれぬ文字をつかんとする、益ことなり。
 (人の名も、見なれない文字をつけようとするのは、つまらないことである)
 何事もめづらしき事をもとめ、異説を好むのは、浅才の人の
 必ずある事なりとぞ。
 (何事でも、珍しい事を求め、珍奇な説を好むのは、あさはかな教養の人の
 必ずする事であるという)


 …あらあら


『謎の大王 継体天皇』 by 水谷千秋
 相方の積んどくシリーズから(笑)
 先月から古代史漬けです。
 継体は「日本書紀」や「古事記」が出来る以前の大王で
 応神天皇からの直系の皇子がいなくなったので探し出された
 傍系の皇子です(その為か直系の皇女を妻にした)
 王位継承者の決定は前王の意志より中央の豪族の共通意志が
 優先されていたという事らしい。
 大王専政だったのはそれ以前の雄略天皇が顕著。


『ワカタケル大王(上)』
『ワカタケル大王(下)』 by 黒岩重吾
 先に読破した継体天皇は古代史の史実を検証した物ですが
 こちらは古代史に題を取った小説。
 「大悪天皇」と記してある一方「有徳天皇」とも言われる
 和風諡号・大泊瀬幼武(おおはっせのわかたけ)、漢風諡号・雄略(ゆうりゃく)
 政敵を倒し、学識を尊び、新国家体制をつくろうとした人、允恭大王の五男。
 雄略が亡くなった後の五代後に即位したのが継体なのでした。


『天の川の太陽(上)』
『天の川の太陽(下)』 by 黒岩重吾
 こちらは猜疑心の強くなった兄・天智の策略で政界を退き
 壬申の乱へと向かわざるを得なくなった大海人皇子が主役。
 (上)では蘇我氏を滅ぼした中大兄が政敵となりうる
 皇子達を倒したり、白村江での大敗の後、天皇に即位。
 そして皇太弟より息子・大友皇子に比重を置くようになる。
 (下)は大海人が出家して吉野に隠遁し、東国で挙兵
 近江朝側を破るまで。おお、これが壬申の乱なのね。

 
『天翔る白日 小説 大津皇子』  by 黒岩重吾
 人間から現人神になった天武、その血を受け継ぐ大津の皇子の話。
 先に読んだ『天の川の太陽』の続きですかね。
 大津の皇子の英邁さと高潔さ故、才知に長けた鸕野讃良皇女の
 権力志向と草壁皇子への溺愛に負けた結果というか
 時代が悪かったと言えばそれまでですが、やっぱり大津は
 お坊ちゃんだったか。。。


とりあえず積んどくシリーズの黒岩重吾は読破した〜

※今月は購入物は無し。

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【 2015/01/31 (Sat) 】 本箱 | TB(-) | CM(4)
継体天皇とか 新幹線の中で読み終えた白洲正子の本にも出てたけど 帰家人の系統であるとか 木師(ろくろ師)の神として崇められているとか 古代史の混沌は凄まじいよね。それを綺麗事にまとめたのが『日本書紀』?(笑)
【 2015/02/05 】 編集
じゅんちゃんさま
> 古代史の混沌は凄まじいよね。それを綺麗事にまとめたのが『日本書紀』?(笑)

絶対権力を手にした勝者の歴史と神話だから記紀は(笑)
いろいろ辻褄が合わない事もあちこちあるし i-278
天武は現人神になるために脇を固めたからねえ。。。
【 2015/02/06 】 編集
古典=試験の為の勉強、のイメージから抜けきれずに
います。ちょっとでも近づきたくて
橋本治さんの「コレで古典がよくわかる」を
読んでいるところなんですけどね~
【 2015/02/06 】 編集
sognoさま
学校の勉強は表面をサラっとしかなぞりませんものね。
ワタシもしっかり読んだりするのはここ最近です。
『徒然草』面白いですよ♪
書き下し文と現代語訳文の両方読んでます v-221
記紀は…ファンタジーと思ってればいいかも(笑)
【 2015/02/06 】 編集
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