香古箱

いろんな箱に「楽しい」を詰め込みながら、ゆるゆるとお仕立てお直ししています。
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往くも帰るもわかれては…

とうとう神様が引退されました。
(26日夕方のニュースでもやってましたね)
「ワタシは幸せモンでんな」と仰られたお顔は清々しかったです。
後進のご指導、よろしくお願いいたします




さて遅くなりましたが、二部のお話。

一度観てる(2009年2月)からいいかな~と諦めていた所に
天の神さまが同情してくださったのでしょう
Nさんがチケットを譲ってくださいました。
ありがとうございます
(ちょうど別件でチケットを取られたscさんとバッタリ)

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【五月文楽公演:第二部】

女殺油地獄 ー徳庵堤の段、河内屋内の段、豊島屋油店の段ー

やぁ、5年前の記事をあらためて確認しましたが
ほぼ当時と感想一緒、「すごいな近松」の一言に尽きます(笑)
K十郎さんの与兵衛は言わずもがな(相変わらず1つ1つのポーズがカッケー)
R勢大夫さんの語りも同様でした(これがあるから切りが引き立つ)
この夏の文楽劇場では「逮夜の段」まで通しで掛かります。
やっぱ逮夜までやってこそ…ですよねぇ

それにしても5年前の感想に歌舞伎だと云々がありますが
今だったら書けないですね(だってまんまなキャストじゃ面白くないものw)


  
鳴響安宅新関(なりひびくあたかのしんせき)ー勧進帳の段ー

ほほぉ、なるほど…まぁ歌舞伎のダイジェスト版な感じ。
そして弁慶のみ左遣い・足遣いともに頭巾無しの裃姿。
そうなるとついつい左遣いさんに目がいっちゃいますね。
(若手ではお気に入りの部類のT佳さんなので特に…笑)
勧進帳を読み上げるシーンなど
巻物取り落とさないようにと要らぬ心配したりして(笑) 
普段見えないものが見えてるとやっぱ違います。
そしてT女さんを見ては、ヘナかなんかかしら?と
全然関係ない事を思ったりして(爆)

※タイトルは勧進帳の語りから
     :

そして9月の公演のフライヤーが出ておりました。
9月は三部制でございます。

<一部>双蝶蝶曲輪日記
<二部>近江源氏先陣館、日高川入相花王
<三部>不破留寿之太夫(ふぁるすのたいふ)
    シェイクスピアの「ヘンリー四世」や「ウィンザーの陽気な女房達」からだそう。


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【 2014/05/28 (Wed) 】 芸能・芸術の箱 | TB(-) | CM(10)
ま、9月は配役次第ですな・・・
住大夫さんがいらっしゃらないとやっぱりテンションはi-195なのはしゃーないね。(苦笑)
【 2014/05/28 】 編集
じゅんちゃんさま
そういえば…と追記をアップしたら
早々にありがとうござんす〜 i-179
(目はまだしんどいっす)

> ま、9月は配役次第ですな・・・

新作はそそられないんだけど、またK十郎さんが引き受けそうな気がする(苦笑)
【 2014/05/28 】 編集
こんにちは~。
>ヘナかなんかかしら
あはは、すみません爆笑しました。
失礼この上なしですが、私どうしてもあの弁慶×T女さん、
ドップラー効果で「ふ、ふたりいる!」状態に。
濃ゆいんですもの。
R勢さん、良かったですよねー。あの語りがあって、切場が引き立つ、
同感です。
【 2014/05/29 】 編集
神奈川絵美さま
えへへ、すみません、T女さんファンに怒られちゃいますね i-235
ここ数年めっきり白くなられた御髪がほんわりブラウンになってたので
「お、来年の襲名に向けて濃くして行くのか?」な〜んて思っちゃって(笑)
R勢さん、T蔵さんとの熱血コンビもいいですが、S治さんともいいですよねえ i-178
【 2014/05/30 】 編集
うふふ・・香子さんと、保先生のお蔭で、理解もより深まりましたv-392
>「すごいな近松」の一言に尽きます
まったく同感。
人間の業を描いて一切の手加減なし。
すごいですよね~
どんな思いでこれを書いたんだろう・・だって一回しか上演されなかったんですよね。残忍さに油屋から圧力がかかったとか諸説ありますが。
大阪・・うう、考え中v-356
【 2014/05/31 】 編集
straycatさま
今、橋本治さんの「浄瑠璃を読もう」を読んでるんですが
近松の作品て再演が少なかったんだそうです。
きっと観客にとってみるのがしんどいくらいヘビィだったんじゃないでしょうかね。
江戸期の庶民にとっては主人公に感情移入できないですもんね。。。
そして3人の人形遣いは近松が亡くなって10年は経ってから整ったらしいです、
そしたら初演当時は更に違ったものだったんでしょうねえ。
タイムマシンでもあったらなあ〜と思わずにいられません (^-^;;
【 2014/05/31 】 編集
連投失礼しますv-398

私、近松が、これが受けると思って書いたのかなと不思議で・・
でも再演が少ないってことは、やっぱり当時の人にとってもヘビィだったんですね。ということは、近松はそれをわかってあえて書いたということ?やっぱり不思議だ・・。
>3人の人形遣いは近松が亡くなって10年は経ってから
そうなんですか?ということは一人遣い?リアリズムからはちょっと遠くなりますね。だから本は大げさに書いたのかな?面白いですね~。
【 2014/06/01 】 編集
straycatさま
いえいえ、観劇記はコメントされる方が少ないので大歓迎です♪

> 私、近松が、これが受けると思って書いたのかなと不思議で・・

どうでしょうね? 彼は最初歌舞伎を書いてたのが
役者に合わせるのが嫌になったんで人形芝居の方に来たんですよね。
芯になってるしょーもない男を一種突き放した冷たい目で見てるような…
かといって説教調でもないような気がするし… i-229
ま、浄瑠璃に語られるイケメンはしょうもないのが多いし
お姫様は恋してウロウロするだけだし(笑)意外と爺さんがいい仕事してたり(爆)

5年前も書いてますが「女殺油地獄」は昭和27年に《油店の段》が作曲されて
素浄瑠璃で語られ、37年に《徳庵堤の段》《河内屋内の段》が作曲され
人形浄瑠璃として上演されたそうです。さらに57年に《逮夜の段》が作曲され、
260年振りに通し上演が実現されたそうで原作とはそこそこかけ離れてるらしいです。
【 2014/06/01 】 編集
なるほど
お言葉に甘えて、またまた失礼します。

近松って、歌舞伎から人形浄瑠璃にシフトしたんですか。なるほど~、分かるような気がする。私も解釈を観る者に委ねる文楽の方が好きですもん。分かりやすい演出を施す歌舞伎に飽き足らなくなったのかな。。

>一種突き放した冷たい目で見てるような… かといって説教調でもないような…
うんうん、そこがいいですよね~v-410

>260年振りに通し上演が実現されたそうで原作とはそこそこかけ離れてるらしいです
あ、でも床本は同じですよね?
近年になって再評価が進んだのですね。
時代が近松に追いついたのかな?
【 2014/06/01 】 編集
straycatさま
どうぞどうぞ〜v-428

> 分かりやすい演出を施す歌舞伎に飽き足らなくなったのかな。。

当時組んでた役者さんから その役者さんを目立たせるため
いろいろ意見を出されて嫌になったらしいです(笑)

> あ、でも床本は同じですよね?

書き方が紛らわしくて済みません。そうです曲が新しいのです〜。
近松の作品はほとんど再演されなかったので三味線の手が残っておらず
すべて新しく興したそうなんです。ましてや人形も1人遣いから
現行の三人遣いになってますもんね。
みなさん手探り状態だったのではないかしらん?
【 2014/06/01 】 編集
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